【珍品?】 道の駅で買ったコンクリートソースはイロモノに見せてかなりマトモだった
いろいろな場所で買い物をしていると、奇抜で面白い品物を見つけることが時々あります。こういった時々遭遇する奇妙な出会いを楽しむため、私は特定の場所だけで買い物をせず、なるべくいろいろな場所で買い物をするようにしています。
最近はこんなものを見つけました。
コンクリートソース
ねぎの里としても有名な深谷市の道の駅はなぞので発見。
調べてみるとコンクリートソースの販売元は同市内にある大東食研株式会社。今年の3月に出たばかりの新商品で、テレビでも紹介されたそうです。
しかしコンクリートとソースというのは異色の組み合わせすぎて、売ってるところを見ても敬遠する人が多そうな気がします。コンクリートと食べ物で結びつく点もほとんどないですし。
でもそんな人に配慮したのか、ラベルにはご丁寧にこんなことが書いてあります。
「食べられるソースです。人体に影響はございません。
固まりませんので、とんかつや焼きそばなど
アレンジを愉しんでください!」
もちろん本物のコンクリートではないので人体にとっては無害です。
なので使ってみましょう。
ちなみに正式名称は『コンクリート風ソース』です。わざわざ赤字にして中央から見ると風の字が見えにくくなっているあたりだいぶ狙ってますね。
・コンクリートは何味?
固まらず害もないことがわかったので開封。
まずは小皿に垂らしてみましょう。
ソース自体は中濃ソースのようにさらりとしていて、濃い茶色のソースの中にはすり潰したゴマが入っています。
味は甘じょっぱく、後からほんの少しの辛みがついてくる感じです。思った以上にまともというのが正直な感想です。
ちょうどとんかつを買っていたのでかけてみましょう。
こうしてかけてみると違和感がありません。
ひとかけ食べてみるといい具合にとんかつとマッチしてて「コンクリート?ご冗談を」という感じでした。これならコロッケやメンチでも十分いけます。
せっかくなのでごはんにのっけてカツ丼風にも!
ただのせただけなのにいつもの十倍ぐらいおいしい。そんな気がしました。
コンクリートソース。イロモノに見せておきながらかなりまともです。決して存在意義を見失うことなく、しっかりとソースとしての本懐を全うしています。
たまには一風変わったソースを使って食卓を彩ってみるのもいかがでしょうか?