イロモノ炭酸飲料レビューをしてみた この中に一つ割といけるヤツがある!
好きな炭酸飲料はジンジャーエールのドルメルです。
だいぶ前に東急ハンズに行ったら非常に奇抜な飲み物が売ってたので買いました。
見てください。わさび、コーンポタージュ、カレーがまさかの炭酸飲料化です。いったいこの三つが炭酸飲料になることを誰が望んだでしょうか?そして誰が喜んで飲むのでしょう?
炭酸飲料は好きで割と飲む方なのですが、わさび、コーンポタージュ、カレーはどれも未体験すぎて正直なところ飲むのもためらいたくなります。と言うかためらってました。実はこの三本を買ったのは6月の始めあたりで、およそ二か月の間冷蔵庫の中で眠っていました。そしてそのまま忘れ去るつもりでした。
しかしある時こう思ったのです。
「こんな面白いネタをやらずに放置するなんてもったいなすぎる!!」
そもそもネタにするつもりで買っておきながらためらうなんて本末転倒ということで飲むことを決心。その先でどんな苦しい結果が待っていようとも前のめりに倒れる道を選びました。
イロモノ炭酸飲料レビュー
ということでレビュー開始です。感想の後に点数(最大10点)をつけていきます。あくまで個人の感想なので参考にする程度にしてください。
その1 ハタラムネ コーンポタージュ風味
製造者:ハタ鉱泉株式会社
あけた時にかすかにコーンの香りが漂ってきました。
飲んでみるとまずコーンの味が口いっぱいに広がり、その後で植物由来の油の風味がやってきてえもいわれぬ感情に襲われます。なんと言いますか、お湯で溶かして飲むカップスープから塩コショウなどの味つけをそのまま引いたかのような味でした。
いちおう最後まで飲みましたが、飲む度にやってくる植物由来の油が容赦なく胃に襲いかかってくるから何度も飲むことをあきらめたくなりました。コーンの味がラムネ全体を制圧していないのが唯一の救いです。
やっぱりラムネはすっきりした味わいの方が似合いますね。
個人評価は5点。部分的に味の再現度が高いですがオススメできる味ではありません。でも罰ゲームには使えると思います。
ちなみに容器はペットボトル。ハタシャンデリアという名称で、特許取得済みとのことです。
その2 わさびらむね
製造者:木村飲料株式会社
ラベルに「わさび風味のラムネです。」と書いてあり、飲みながら炭酸のシュワシュワ感といっしょに鼻にツーンとくるわさび独特の感覚も来るのかなと期待。ところがわさびのツーンとする感じはそれほどなく、後味もかなりすっきりしてました。しばらく飲んでるとほんのりわさびのような辛みが舌に伝わる時がありますが、いまいちはっきりしませんでした。甘さ控えめとありますけどいっしょにわさびの風味も控えめになってしまったのでしょうか?
個人評価は4点。非常に飲みやすくてよかったのですが、わさびを過剰に期待すると逆に肩透かしをくらうかもしれません。良く言えば普通、悪く言うと無個性な味なので点数は低めです。
その3 金沢カレーコーラ
製造者:株式会社トンボ飲料
見た目や内容だけですでに最高レベルのイロモノです。
しかも炭酸飲料らしからぬ成分表示まで書かれています。
あの、飲みものですよね?ごはんにかけて食べるやつじゃないですよね?
キャップをあけるとスパイシーなカレーの香りが漂ってきます。これは最高級にイロモノの予感。
期待しながら一口いってみると・・・
意外とうまい!!
スパイシーな香りに包まれていますが基本はもちろんコーラ味。その後からカレーのスパイシーな香りとソースの風味がやってくるのですが、これが思ったほど嫌ではありません。意外とすっきりしてて後味も長く残らないのが評価高めです。
品名からしてイロモノで飲むことも一番ためらっていたカレーコーラですが、予想以上においしかったので面食らいました。
個人評価は7点。ジンジャーエールの後からくる辛みが好きな人や、ちょっと違った炭酸飲料を飲みたい人にはオススメできます。でもカレーはお皿に盛ってごはんといっしょに食べるのが一番いいです。
それにしても本当に飲みものになるとは・・・カレーを飲みもののように食べていた故ウガンダ・トラ氏は天国でこのことをどう思っているのでしょう?
最後に
今回紹介したもの以外にもイロモノな炭酸飲料はまだまだ存在しますが、これ以上手をつけるのはごめん被りたいです。某特攻野郎みたいにあえて無謀に立ち向かうという気持ちはなくもないですが、もうちょっと戦う相手は選びたいのです。
でもたまたま行ったところで未体験のイロモノ炭酸飲料が売ってたら…その時はちょっとだけ考えます。