はじめての昆虫食
割と変なもの好きドルメルです。
突然ですがちょっとの間だけ人間をやめます。その理由はこれから昆虫を使った食品を食べるためです。
目次
二つの昆虫食
これから食しますのは「タガメサイダー」と「Ｓｕｐｅｒコオロギおつまみせんべい」の二つです。
飲食物なのにタガメやコオロギと付いてる時点でもうヤバいですね。
これも前回の記事と同じように買ってからしばらくためらってました。食べていきなりどうにかなるわけじゃないとわかっていてもそうなっちゃうものです。
ということで軽くレビューしてみます。
タガメサイダー
まずはタガメサイダーから
販売者：合同会社ＴＡＫＥＯ
ラベルで堂々自己主張してるタガメと黄緑がかった中身が特徴です。ちなみに価格は一本５００円。
開ける前にラベルを確認。サイダーに使われているのはタガメ本体ではなくそのエキスのようです。それでも顔を歪ませたくなりますけど。
あとタガメって甲殻類に近い生物なんですね。いやーためになります。(現実逃避中)
それとタガメサイダー入手の経緯は過去記事を参照してください。
本当はもうちょっと現実逃避したいですがそろそろ腹をくくります。
まずキャップを開けると、鼻によく通る酸味のある香りが漂ってきます。そこにほんの少し水辺の草や土の独特な匂いが重なってきて、えもいわれぬ感覚に襲われます。私は田舎出身の田舎住まいだからこういう匂いにどこか懐かしいものを感じますが、飲み物という形ではあまり会いたくなかったですね。
味の方はというと、だいぶアップルサイダーに近い味でした。ファンタのような濃さではなく、どちらかというと瓶で売ってるサイダーに近い味です。十分に飲める味で後味も悪くないのですが、飲み続けてると時々青臭さと独特の苦味が合わさって変な不快感に襲われます。これがランダムに発生するため、一気に飲もうと思っても脳に拒絶されてしまい、チビチビと飲むしかなくなってしまうのがつらいです。
罰ゲームにはもってこいの飲み物ですが、それ以外の用途で買うのはちょっとオススメできません。ある意味でパンチが効きすぎてるから継続的に飲むのも難しいと思いす。
スーパーコオロギおつまみせんべい
続いておつまみいきます。
加工所：㈱ＭＮＨ
所在地：東京都調布市調布ヶ丘１－３４－１
コオロギのイラストがないところに良心を感じます。見えてる中身もコオロギっぽい色をしてないから苦手な人でもきっと安心。
こちらは中野のサンプラザとナムコを結ぶ道にある自動販売機で手に入れました。
昆虫食の自動販売機が都内にあることは噂で聞いてましたけど、まさか中野で見つけてるとは。これを見つける前にタガメサイダーを買った私は見てみぬフリができなくて購入。自動販売機には内容のレベルが高い物(カブトムシ、タランチュラなど)が多く、値段もそれなりにいってるものが多かったです。
その中で一番安全そうで手の届く値段だったコオロギせんべいをチョイス。ちなみに４５０円でした。
話がそれましたが食べる前にお皿に移します。
至って普通！
どこからどう見てみても普通のせんべい。コオロギが入ってると言われなければわからないレベルです。
濃いめのしょうゆ味がベースで、後から黒胡椒のピリッとした辛さが味をさらに引き立ててくれます。タガメサイダーのように生物由来の土や草の味がしないから普通のせんべいとして普通に食べられるから安心。コオロギが入っているという先入観を持ってると確実に面食らいます。
普通すぎて逆にツッコめないという問題点がありますが、昆虫食に興味があるけどどれから手をつけていいものかと悩んでいるなら最初に食べることを勧められます。もしかすると初心者向けに作られたのかもしれません。
国連はコオロギ推し
味に関しては問題なしのコオロギせんべい。実は裏面がかなり熱いです。
「コオロギは地球をすくう」、「世界のスーパーフード」
このような見出しでコオロギがいかに優れていてどれだけ素晴らしい生物であるかを情熱的にプレゼンテーションしています。
しかも使われているのはアメリカ、ＥＵ、カナダで認定された選ばれし存在のコオロギ。言うなればコオロギ界の精鋭部隊。いつか本当に世界を救ってくれそうな感じがありますね。
最後に
もし昆虫食に興味のある方がいましたら、最初はコオロギせんべいからいくことをオススメします。本当においしいですし何より見た目が安心できます。ビジュアル面でレベルの高いものもありますが、そちらは耐性のある方だけ挑戦してください。
私はできれば遠慮したいですが気が向いたら他も挑戦してみます。
