【プリンテンダーがゆく 第3話】トーラクのたまごかけプリンは混ぜてから食べる新型プリン
先日コンビニに寄ったら珍しいプリンを見つけたので紹介します。
T.K.P(たまごかけプリン)
プリンでありながら混ぜてから食べるというなんとも不思議なプリンです。飲むプリンとはまた違った趣を感じますね。お値段は184円(税別)。普通のプリンよりはちょっと高めです。
ちなみに作ってる会社は神戸プリンでおなじみのトーラク株式会社。賞味期限が長めに設定されてるのも神戸プリン譲りのようです。
・プリンを混ぜる時代の到来
蓋をあけると中には卵とカラメルソースが入ったプチッとするやつ(名称知らず)が入ってます。
これをかけて卵かけごはんの要領で混ぜれば出来上がりです。
でもその前に何もかけずに一口いってみます。
プリン自体甘くはありますがはっきり言って薄味。カラメルソースをしょうゆとするならプリンはさしずめ白米。これだけでは食は進みません。
ということでカラメルソースの出番です!
まずはカラメルソースを注ぎます。こうして見てみると本当にたまごとしょうゆですね。細かいところも再現していて油断できません。
しかしプリンを混ぜる日が来るなんて。はるか昔にプリンをかき混ぜて怒られたことのある私にはちょっと抵抗があります。
なんて言いながらも・・・
混ぜる!!
昔は昔、今は今です。古い考え方に縛られっぱなしではいけません。
ということでしばらくかき混ぜると・・・
このようになります。
ちょっとダマになってますがそこは気にしない方向で。
これをスプーンいっぱいにすくって口の中に運ぶと・・・
うまい!!
なんということでしょう。
あの冴えない味だったプリンが卵とカラメルとチームを組むことでとろ~りなめらか食感で高級感のあるプリンに大変身しました。この劇的な進化は革命。相乗効果でここまで強化されるのは驚きです。「お前本当にあの時のプリンなのか」と思っているといつの間にか完食していました。正直なことを言うと全然味わい足りないのでもっと欲しいです。
プリンを混ぜること自体あまり好ましいことではありませんが、そこにあえて踏み込むことで見えてくる道もあります。たまごかけプリンはそれを教えてくれた、そんな気がします。
プリンをぐちゃぐちゃにかき混ぜて怒られた経験がある人はぜひ一度手に取ってみてください。もうプリンをかき混ぜても怒られない時代が来たことに感動をおぼえます。