趣味の旅人

パフェとプリンをよく食べるPCエンジンユーザーが日記のようなものを書いてます

人生初の大やけど

ドルメルです。

実は2月が始まって間もない頃、仕事中に右腕の手首からひじの間のほぼ半分がやけどになるという事態が起きました。軽いやけどは何度か経験したことはありましたが大きめのやけどをしたのは今回が初めて。自分はこの手の事故とは無縁だと思ってましたがなる時はなることをこの時思い知りました。

せっかくなのでやけどになった原因やその後のいろいろを書いてみようと思います。あくまでも個人的な記録や考えをまとめたもので、やけど患者の一例でしかありません。そのことを理解した上で読んでください。

なお今回は文字だけです。やけどになった腕を記事内で公開することはしてませんのであしからず。

 

目次

 

やけどになった原因は確認不足

私は現在飲食関係に勤めていて、アクセスに少し不便のある場所ですが平日でもそこそこお客さんが来ます。土日や祝日になるとかなりの人が来て順番待ちができることも多く、状況によっては対処しきれなくなりそうになることがあります。

私がやけどになった日はまさにその「対処しきれなくなりそうになる日」のことでした。

その日は通常の対応に加えて団体の予約もあったため午前中から大忙し。なので各自は目の前の仕事をこなすことに一点集中します。こうなるとどうしても周りへの注意が疎かになってしまうもので、普段やっている声掛けも回数が減っていきます。たぶん何も起きない、そう信じて。でもそういう時に限ってトラブルの元がS極とN極のようにくっつき合ってしまうものです。

細かいところは割愛しますが厨房を移動中、たまたま通り過ぎようとした先のすぐ横でアツアツの中身が入った小鍋を持った人が急に振り返って衝突。その人が手に持っていた小鍋の中身が私の右腕にバシャッとかかったのです。最初何が起こったのかわからなかったのですが遅れて理解。でもその時には現場がすでに大あわてで何をしゃべっていいかわからなくなってました。

急いで状況を確認すると腕の皮がはがれていて、その後流しに張ってあった水で冷却。その間に病院の手配をしてもらい診察。適切な処置をされ、次回の診察日を告げられ終了。意外にあっさりしてました。

 

 

やけどの後はこうなった

三日間の自宅待機

会社からは三日間休むようにと言い渡され、その間は素直に自宅待機。驚くことにやけどによる痛みそのものはあまりなく、毎日普通に寝て起きていました。極端に気分が沈むこともなかったので割と快適に過ごしていました。

幸いなことに手は無事だった(でもやけどの影響で手の一部は変色)ので日常の行動にも支障は出ていません。

  

大きな水ぶくれができていた

病院で巻いてもらった包帯には体液による染みがところどころにできていて、ほどいてみるとそのしみの近くに大きなみずぶくれができていました。これがもうぷっくりと膨らんでいて、それが二つ三つあってグロい見た目になっていました。いくら見た目がグロくても水ぶくれを無理やりつぶすのはタブーなため、その気持ちを抑えてやさしく洗ってやさしく薬を塗って包帯とガーゼを巻いてやります。

ちなみに水ぶくれは三日目あたりから小さくなり始め、仕事に復帰して間もなく役目を終え抜け殻だけになりました。

  

一部の長袖が着られない

袖口にボタンが付いてる上着は問題ないのですが長袖のシャツ(特に伸縮性のないもの)を着ると腕を圧迫される感覚になってどうも落ち着きません。ということで長袖シャツはあきらめて半袖を着ています。

かなりの余談ですが半袖は趣味で種類を揃えてるので不便はしてません。

 

治りかけの方が痛い

包帯を取った時にヒリヒリ痛むことはありましたが、それ以外の痛みはそれほどありませんでした。でも別方面で厄介な痛みがありました。

役目を終えた水ぶくれやそれがはがれた跡はガーゼにぴったりとくっついていて、はがすとけっこう痛かったりします。そしてその下のコーティングされていない皮膚にガーゼが貼り付いていることがあり、それをはがすのがとにかく痛いのです。しかもこれが何箇所かあるからさらに厄介。はがした後はしみるし、薬を塗る時ももちろんしみます。ガーゼと包帯を巻いても痛みは持続してて、むしろこっちの方が痛いしつらいんじゃないでしょうか。

 

この他にも患部のかゆみが出る、やけど跡が剥がれ始める、右腕が渇くような感覚になるなどもありますが全てあげるとキリがないため割愛させていただきます。

 

 

よくよく考えると運がよかった

腕をやけどしたこと自体は不運としか言いようがありませんが、かなりの好条件に恵まれてました。

まずやけどしたとはいえ腕だけで済み、他に被害者が出ずに済んだのは本当に幸いでした。すぐに冷やすことができる場所があったのもよかった点の一つで、手配してもらった病院の皮膚科がやっていて(その日は土曜日)スムーズに入れたのも幸運でした。(ちなみに二度目の診察で経過がよかったと判断されたようで、必要ならまた来るようにと言われました)

途中でも書いたように手は無事で日常生活に支障も出なかったので、そういう意味でも私はかなり運がよかったです。どれか一つでも欠けていたらおそらくこれを書きたい気にすらなっていなかったと思います。

 

 

最後に

具体的にいつとは書いていませんが、人生初の大やけどを負ってすでに一週間以上が経ちました。これを書いている時にはかなり良くなっていて、やけどになっていた部分も少しずつ元に戻ってきています。個人予想では今月中には包帯が取れると判断。その日が来るのを楽しみにしています。

それと再発防止。これだけは確実にやりたいです。